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国際融合文化学会
モットー
  全ての生あるものがその「生」を享受し全うしうる調和を創造すること
設立の趣旨
  21世紀を目前にして今われわれは、生あるすべてのものが「一つ」であることを強く意識させられている。この意識を高めこの関係をさらに向上させるために、世界の文化の調和と融合、さらには新たなる文化の創造を熱望して本学会を設立する。
はじめに(入会のおすすめ)
 
現代文化についての考察を深めるとき、比較文化研究の時代はもう終ったと感ぜざるをえない。「比較」という言葉自体が競争のイメージを含み、文化間の優劣を感じさせるところがある。
人類はその進化の過程において、今やいわば世界文化の誕生を迫られているのではないだろうか。それはこの世界の中のいかなる文化が、他のいかなる文化やその一部と結合融和するものかもしれず、あるいはかつて実現を見なかった未曾有の思想であるかもしれない。この文化的進化は多面的な開花を見せるであろうが、その根底には「調和」の種子を宿している筈である。
世界中の全ての人々に本会への入会をお勧めする。それは国境に見張りのいる閉鎖的な国ではなく、同じような考え方をする、何よりも平和を愛する人々の集まりである。そして未来にはヴィジョンがある……同じ人間の仲間として他の全ての人々とより良い関係をつくるという……。
われわれは全ての人々に懇願する……戦いと競争をやめて欲しいと。自己中心の考えはもはや時代遅れの過去のものとしなければならない。もっとよく人間を理解しなければならない。もしもわれわれが、芸術・文化・医学・経済・政治を通してよりよい人間理解を得られるなら、それはこの目的達成への大きな推進力となる。
世界の平和を願い、われわれのこうした活動に共感される方は、市民権や宗教や人種や信条の如何に関わらず、ぜひ本会に入会していただきたい。(会長 上田邦義)
付記:本学会は日本大学大学院総合社会情報研究科とは直接関係はなく、同研究科院生有志の発意により結成された任意団体である。
会長のProfile
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日本大学大学院総合社会情報研究科教授  静岡大学名誉教授  2002年 博士(国際関係)学位取得(日本大学)
英詩・英文学・シェイクスピア研究・比較融合文化研究・能・シェイクスピア能・英語能・夏目漱石研究など。
 著書
  1971年 『ホッブズ』中央公論社(世界の名著)(共訳)
  1979年 『シェイクスピア名場面集』 北星堂書店(単著)
  1991年 『英語能・ハムレット』研究社出版 (単著)
  1994年 Essentially Oriental : R. H. Blyth Selection 北星堂書店(共著)
  1998年 『日英二ヶ国語による「能・オセロ−」創作 の研究』勉誠社(単著)
  2001年 Noh Adaptation of Shakespeare 北星堂書店(単著) 
学術論文
  1982年 "Some Notes on Noh Dancing",Theatre Research International ,オックスフォード大学出版(英)
  2001年 "Some Noh Adaptation of Shakespeare in English and Japanese" ,Performing Shakespeare in Japan, ケンブリッジ大学出版(英)
問い合わせ先
 
融合文化・文学会に関する問い合わせ先:上田邦義(ueda@gssc.nihon-u.ac.jp)
本Webページに関する問い合わせ先:竹村 茂 (2000c14@gssc.nihon-u.ac.jp)